2012年7月27日金曜日

制作終了

昨晩はまたポーランドの作家のお宅に招待されパーティーがあった。






この大きなパンを皆で一口ずつ食べるという儀式があり、お家に入った。


広いお家には大きなベランダがあり、長いテーブルがセッティングしてあった。

私達はそこで色んな料理をもてなしてもらった。
先ほどもパンも手作り。
写真に写ってるパンは又種類が違うパンで、麦やら穀物が沢山入っていて 中がしっとり蒸しパンの重い感じで凄く美味しかった。
私はこればっかりを何個も食べた。


パンはそのままでも美味しいが、ラードとベーコンのような物が混ぜてある物を付けて食べるとなおさら美味しい。
これはドイツにも似たようなのがあったけど、今まで試した事なかったのでやってみようと思った。
 しかし、まさに油がそのままなので、ちょっと最初は抵抗あるかも。

ポルトガルの女の子達は、食べていなかったので、
やっぱりちょっと気持ち悪いと思うところもあるんだなーと思った。
スタリソンチの市長さんも今日はやって来た。

彼はずっと歌を歌っていた。
というか、毎回、宴のときには皆歌を披露する。
乾杯の前にも決まった歌があるし、とにかく楽しそうだ。

日本チームも色々歌を歌った。
「海」 「さくら」 「ちょうちょ」 等々
中国からきた作家のウオンさんは歌が大好きらしく、
日本の歌もかなり知っていた。
谷村新司の昴を一緒に歌った時もあった。
歌詞はしらないので、テキトウに付けてうたった。


真二さんはよく飲むので、ウオッカを直ぐ注がれる。
昨日もウオッカを3杯はかるく飲んでいた。
それとビールも飲む。
ウオッカはアルコールが高いが、何故か全然酔わないらしい。


今日は、いよいよ搬入。
作品は朝の10時に近くのギャラリーに持って行かなくてはいけなかった。
写真は制作場所となっていた、学校の校舎。

余裕があったら遊ぼうと思っていた体育館にも結局行く事が出来なかった。



搬入を終え、昼ご飯まで自由時間。
ホテルに帰るとホテルのオーナーが今朝取れたというキノコの下ごしらえをしていた。


 今日は天気がよいので天日干し。
何回かキノコスープが出て来たけどそれに成るのかな。


時間があったので日本へ手紙を書いた。
郵便のマークはドイツと一緒らしい。

2012年7月25日水曜日

ほのぼの

今日のポーランドはとてもいい天気

本日は川くだりに行った。






この川を下る、約1時間程下ったかもしれない。



国境に成っている川で、川向こうはスロバキア
ちなみに写真はポーランドの方、写ってる山は王冠に似ている山と言われてるらしい。



船ではすばらしい景色を見ながら、ウオッカを飲んだり(私は飲んでいないけど)
歌ったりで楽しいひとときだった、天気もよいし気持ちよかった。
河に居るせいか、日差しは強かったけど、涼しかったし、
むしろ風が吹くとちょっと寒いぐらいだった。

(ちなみに写真の船をこいでいるおじさんの左側がスロバキアで右側がポーランド)






 街で良く見かけて気になっていた食べ物を頂いた。
てっきりケーキ類の甘いものかと思っていたけど、
スモークチーズだった。
モッツァレラみたいなチーズにはそれほど味はないけど、
塩みと、スモークで味付けしてあるって感じのチーズ。
結構気に入った。


川下りも終わりホテルに帰る。
昼ご飯を食べ、制作。
制作場所は近くの学校。
今の時期、学校が休みなのだ。春休み?何休みというのかな。


桃が旬なのかな良く出るし、よくもう。
それが甘くて美味しかったので、市場で買って来た。
1キロ5PLN。 4つで4PLNだった。なんて安い!




制作は6時で中断し、今日は夜もおもてなしがあった。
手作りのチーズやパン。
バーベキューもあって大きなラム肉をたべた。
味付けがとても美味しいし、柔らかくて美味しかった〜。

 

2012年7月24日火曜日

スタリソンチ1週間

ポーランドの料理はどれも、美味しい!

作家のメンバーもそろい
アトリエに成るスペースも与えられて、このレジデンスが終るまでに作品を2枚描かなければいけません。
もう一週間が経ちました、作品2枚描けるか心配。






今日はキンダーガーデンのワークショップのお手伝いに行きました。
いつもは、皆と行動するのですが、今日は私と、中国の作家の人だけ。
工作をしたあと、
子供達が描いた動物の種類を、筆で日本語で書くというワークショップでした。
 中国の方が漢字で書くので私はひらがなで書きました。

ワークショップが終った後、写真の右上に写るこのキンダーガーデンの後援者(ピオン)にと似顔絵を頼まれたので、描いたら。。





やっぱり、ほりの浅い顔になった。

そして中国人の作家が書いたピオンの似顔絵






さすが、中国ぽい!
洋風の召物を書いてるのにアジアな服にみえる



国の顔になって面白いな〜

2012年7月15日日曜日

スタリソンチ到着

早速クラクフで楽しみにしていた骨董市(土曜日編)


昔の町並みがのこるクラクフの街はさすがアンティークものが多い。
時間の都合で一カ所しかいかなかったけど土曜日の骨董市は思ってた以上に楽しかった。
日本に居るときはノーマークだったポーランドだったけど
ポーランドにはまりそう

レジデンスの帰りに再びクラクフによる予定なのですが、
そう計画してよかったー。
帰りには日曜の骨董市にいく予定なのです。




クラクフからアウシュビッツが近いのでやはり
そっち関係のアイテムが多かった。
ユダヤの謎のアイテムやらドイツの軍もの等?
ちょっと詳しく解らないので帰りのクラクフまでに調べておこうかな。。。

私はアンティークの小物やアウシュビッツに落ちてたという瓶を購入
お店の人もあまり英語をしゃべらないけど、
何となくいける。

ポーランドの通貨はズウォッティ。
市内はものすごーいのろまな市電で移動した。
15分で2ズウォッティととてもお手軽だった。
本日 1ズウォッティ23円ぐらい)


 野菜等もあった。





街の広場にあったカフェでランチを食べる。




途中、フラフラしているおじさんに声をかけられ
思わず日本人だと答えたら、しばらくポーランド語攻めにあってしまった。
 おじさんは、
「トクヤマ!ヒロシマ!ヨコハマ!サファリー!」とばかり喋っていた。
 あとはポーランド語なので訳が分からなかったが、
なん〜となく横浜と、広島の宮島辺りから山口辺りを観光しサファリパークに
行ったんだなーと思った。
私は広島で育ったと言うととてもテンションが上がり、
宮島のキーフォルダーを見せて来た。
確かにアジア人もあまりいない中でピンポイントに
広島だったので嬉しくなる筈だろうな。

外国なので私は結構警戒しているのでちょっと怖かったが、
結果的にただの陽気なおじさんだった。
写真を撮るとちょっと照れていた。


夕方クラクフを経ち、2時間バスに揺られながらノビソンチという村に到着。


そこでお世話をしてくれる方が迎えに来てくれていた。
そしてレジデンスのあるスタリソンチに無事到着した。

ノビソンチのノビとは新しいという意味で
スタリソンチのスタリは古いという意味らしい。

参加メンバーは今日から明日にかけてココに到着するらしい。




2012年7月14日土曜日

クラクフ到着

バスでインターネットをしたせいで、若干車酔いしましたが、





無事ポーランドのウッチの中央駅に到着。

切符売り場が長蛇の列で(しかも遅い)で
たまたま並んでいた所が

只のインフォメーションだったりで、微妙なトラップに引っかかりながらも、
不安だった乗り換えも順調!



ホームで買ったホットドックとコーヒー
コーヒーは驚きの激マズ味
コーヒー豆をすりつぶした奴をそのまま入れてるんじゃないかってぐらい
コーヒー豆がぼろぼろ浮いて飲みにくいったらありませんでした。
せっかくの安らぎコーヒータイムがコーヒーを消化する為の時簡に。。。



電車の顔がポーランドっぽい。



親切なご夫婦と共にクラクフへ

クラクフ駅はとても奇麗で大きい

到着した駅は終点だったので乗り過ごしはなかったのですが、
車内アナウンスが全くないので、途中下車するひとは大変だな〜。
しかも暗くなったら全く解らない。
そういえば、ウッチ駅で電車をまってるとき、電車の窓から皆顔を出して
居たのが不思議だったのですが、何駅に着いたかを観てたんだと解明。

明日はちょっとゆっくりできそうなので、週末の市場に行ってから出発する予定。
実はのんびり行く計画をたてたのもこの土曜市に行きたかったから。

2012年7月13日金曜日

観光もかねて

ポーランドのレジデンスに行ってきます。

行く場所はとても小さな村だそうで、
ベルリンから行くのでも距離があります。
何回か乗り継ぎして行かなくてはいけないので迷うか不安です。

飛行機で行った方が早いと言われたのですが、
チケットを買おうとしたときには飛行機が高くなっていたので、
バスと電車で2日間かけてゆっくり行く事にしました。
泊まった方がだいぶ安かったんです。

行きはバスと電車でポーランドのクラクフまで行きます。
 今はバスに乗って日記更新中。

このバスは語学学校のポーランド人がごり押しして来たバスで
快適で超安いのでコレに乗ると良いとの事でしたが
なるほど、とても奇麗。wifiもついて、人も少ないので2席陣取っています。
でも、 リュック等の手荷物の置き場がないのが難ありかな。


バスから取った写真。
ポーランドの墓地。

最初の休憩場所でみんなランチを食べていました。
(私はおにぎりをもっていってた)
言葉の事をそんなに気にしてなかったけど、続々とポーランド語新登場
なので焦って来ました。